プロローグ
どうしてこんなことをする?
必死に生まれてきたこの命を
一つの命と引き換えに生まれてきたこの命を
何故奪おうとする?
雨の降る音が、ただ雑音のように耳に流れてくる
うるさい、うるさい
どうしてこんな痛みに耐えなくてはいけない?
こんな狭い部屋に閉じ込められて
こんなボロボロの服を着て
僕に出来ることはこうして君を守ることだけ
ただ君を抱きかかえてこの痛みに耐えるだけ
ドアが突然開いた
僕には何が答えなのかなんて分からない
これが正しいのか、それとも間違っているのか
分からない
だけど・・・・
僕は自分を信じる
例えそれが間違っていても、それが罪になろうとも
この命を守るためには・・
その時、僕は・・・
幼かった俺は・・・